2025年に開催される大阪・関西万博では、家族や友だちといっしょに楽しもうという人がたくさんいます。
「せっかくだから、みんなで同じパビリオンに入りたい!」という声もとても多く聞かれます。
ですが、「予約って代表の人がまとめてできるの?」「QRコードだけで足りるの?」「チケットのIDが必要って聞いたけど、どれのこと?」というような、さまざまな疑問や心配の声も出ています。
このガイドでは、そんな不安をすべて解消できるように、実際に会場にある端末機で複数人分をまとめて予約する方法や、そのときに気をつけたいポイントをやさしく、くわしく紹介していきます。
事前にしっかり準備をすれば、当日スムーズに予約して、グループみんなで同じ体験ができるようになります。
万博の当日予約とは?仕組みと基本ルールを知ろう
万博では、あらかじめオンラインで予約できるパビリオンもありますが、当日に会場でしか予約できないものもあります。
これを「当日予約」と言い、現地に着いてからパビリオンの予約をする仕組みです。
ただし、どのパビリオンでも予約できるわけではなく、いくつかのルールがあります。
まず、入場ゲートを通ってから10分経たないと当日予約はできません。
そして、一度に予約できるのは1つのパビリオンかイベントだけです。
そのパビリオンを体験し終えると、次の予約ができるようになります。
これは混雑を防いで、より多くの人が楽しめるようにするための仕組みです。
予約方法には大きく分けて2つあります。
スマートフォンやパソコンから公式サイト・アプリで行う方法と、会場内にある専用の登録端末機を使って行う方法です。
内容 | 詳細 |
---|---|
予約開始時間 | 入場後10分経過後から可能 |
予約対象 | パビリオン・イベントどちらか1つまで |
予約方法 | スマホ/Web/会場端末機のいずれか |
次の予約の条件 | 前の予約が終わったあとで可能になる |
端末の場所 | 案内所やパビリオン登録センターなど |
利用時間帯 | 入場後から当日枠終了まで(空き次第) |
グループ予約でよくある疑問と心配ごと
家族や友だちなど、複数人でいっしょに予約をしたい人はとても多いです。
でも、そのときにたくさんの疑問や不安も出てきます。
たとえば「代表者ひとりで全員分をまとめて予約できるの?」「全員のQRコードを見せれば大丈夫?」「IDってどれのこと?名前?番号?」といった疑問です。
そのほかにも、「代表者の操作ミスで、誰かの予約ができてなかったらどうしよう」と心配になる人もいるでしょう。
そして、「人気パビリオンって全員分の空きが取れるの?取り損ねたらバラバラになるのでは…?」という声もあります。
こういった不安をなくすためにも、次の章で予約の仕組みと必要な情報をしっかり確認していきましょう。
まず理解したい!万博IDとチケットIDの違いと役割
万博で予約をするには、「万博ID」と「チケットID」という2つの番号が関係しています。
この2つは似ているようで違うので、まずはここをしっかり区別しておきましょう。
種類 | 説明 |
---|---|
万博ID | 自分のアカウント(本人確認用)の番号。ログインや操作に使う |
チケットID | 入場チケットごとにある10桁の英数字。予約操作のときに必要になる |
グループ予約では、全員分のチケットIDを1つずつ入力する必要があります。
これは、端末機でもスマホでも変わりません。
いっぽうで、QRコードは主に入場や予約確認のときに使うものです。
QRコードだけでは予約操作はできません。
また、QRコードをコピーして他の人の分として使うこともできません。
端末機での複数人予約|当日の流れを完全ナビ
では、会場に着いたらどんな流れで複数人予約をすればよいのでしょうか?
順を追って説明します。
① 事前にやっておくべき準備
② 会場の端末機での予約操作
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端末機の画面で「当日予約」メニューを選びます。
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代表者が、自分の万博IDでログインします。
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「まとめて申し込む」や「他の人のチケットも登録」といった項目を選びます。
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チケットIDを1人ずつ入力して、追加ボタンを押します。
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入力された一覧を確認して、まちがいがないかよく見ましょう。
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空いているパビリオンと時間帯を選び、全員分の枠があるか確認します。
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すべて正しく入力されていれば「予約確定」ボタンを押して完了です。
注意点と成功のコツ|よくあるミスも防ごう
複数人予約をする時、特に注意が必要なポイントがあります。
-
空き枠は全員分必要です。
1人でも足りなければ、その時間帯は予約できません。 -
入力ミスに気をつけましょう。
チケットIDの英数字をまちがえると、その人だけ予約できません。 -
キャンセルや変更は代表者ではできません。
予約のあとで予定が変わった場合は、各自の万博IDから手続きする必要があります。 -
代表者がまとめて操作するメリットもあります。
1人で全員分の予約ができるので、バラバラに予約して時間がずれる心配がありません。
代表者予約とQRコードの関係|よくある質問
Q:代表者が全員分のQRコードをコピーして予約できますか?
A:できません。
QRコードは、入場や確認のときにしか使えません。
予約操作では、チケットIDの入力が必須です。
Q:スマホを持っていない人はどうすればいいの?
A:QRコード付きの紙チケットでも予約は可能です。
ただし、チケットIDは事前に控えておく必要があります。
紙だけで来る人は、忘れずに番号をメモしておきましょう。
Q:予約がいっぱいだった場合は?
A:時間を空けて再チャレンジすることができます。
人気パビリオンは、1日数回に分けて追加の予約枠が出ることがあります。
こまめにチェックすればチャンスはあります。
最後に:複数人で予約を成功させるためのチェックリスト
チェックポイント | 内容 |
---|---|
チケットIDの準備 | グループ全員分を控えておく |
QRコードの扱い | 入場用。予約には使えない |
代表者操作 | 万博IDでログインして一括入力 |
空き枠の確認 | 全員分あるかを必ず確認する |
入力後の見直し | 表示一覧で間違いがないか確認 |
まとめ:準備と確認で、万博をグループ全員で楽しもう!
大阪・関西万博は、世界中の最新技術や文化を体験できる、特別なイベントです。
そんな大切な1日を、大切な人たちと一緒に楽しむためにも、事前の準備がとても大切です。
この記事を参考に、全員のチケットIDを準備しておき、当日は焦らず落ち着いて操作することがポイントです。
グループみんなで同じ時間に、同じ体験をすることで、かけがえのない思い出が生まれます。
どうぞ素敵な万博の1日をお過ごしください。